介護マニュアル「気持ち良くお風呂に入ってもらう為のポイント」

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気持ち良くお風呂に入ってもらう為のポイント

入浴介助は介助の中でも大切なことです。ただ単に身体を洗う為のものではなく、気持ち良く入ってもらうように気をつけておきましょう。

気持ち良く入ってもらう為にはどのようなポイントに気をつけていけば良いのでしょうか。

特殊浴槽で入ってもらう場合

特殊浴槽とは寝たきりの人でも入れる浴槽で、寝たまま入ることができます。

寝たままお風呂に入れますので、それだけでも気持ち良いですが、人によっては恐いと感じる事もあります。

特殊浴槽に入る方は、ほとんどの場合自分で身体を動かすことができません。その為、身体をタオルやベルトで固定して入ってもらいましょう。

また、ほとんどの場合は少し上に上げて入ってもらうので、肩や鎖骨部分がお湯から出てしまいます。冷えてしまわないようにお湯を常にかけましょう。

特殊浴槽は事故も多いですので、おぼれない様に側で見守ることも大切です。

機械浴槽で入る場合

機械浴槽の場合は椅子に座ったまま入れます。立位が取れない人が使用することが多いです。

浴槽用の椅子に座った状態で入りますので、浮力で体が浮かないようにベルトなどできちんと体を固定させるようにしましょう。

また、椅子の間に指を挟むことがありますので、手や足が椅子の間に挟まっていないかもチェックしておきましょう。

温度は適正か必ずチェックする

気持ち良く入ってもらう為には、温度は必ずチェックしましょう。

熱めのお湯が好きな人、ぬるめが好きな人、それぞれですのでその方に合った温度を提供するようにしましょう。

また、シャワーの温度についても同様です。シャワーもきちんと温度を確認してからかけるようにしましょう。

どれぐらいの時間はいってもらうべきか

入浴の時間はどれぐらいが良いのか、介護に慣れていない人は疑問に思うことが多いようです。

人によって入浴時間は違いますので、気を付けておきたいところですが、長すぎるとのぼせてしまいますし、短いと物足りなく感じてしまいます。

入浴時間としては、更衣等も合わせて30分位を目安と考えておきましょう。

服を脱ぐのに5分、体を洗うのに5分、お湯に浸かる時間が5分から8分ぐらい、体を拭いて服を着るのに10分から15分ぐらいです。

服を着る際に多く時間を取っているのは、おむつを付けないといけなかったり、傷の処置がある場合は時間がどうしてもかかってしまいます。

入浴は体を綺麗にするだけではなく、リフレッシュしてもらう気持ちで入って貰いましょう。