高齢者の緊急時における対応について「異物の飲み込みの場合」

ラベンダー畑

異物の飲み込みの場合

認知症の症状の一つで異食というものがあります。

これは認知症によって何が食べられるもので、何が食べられないものか判断できずに、どんなものでも口にしてしまうというものです。

対策方法としては周りに物を置かない、空腹の時間を少なくするなどがあります。

異食をしてしまったもので、体に悪影響を与えるものはもちろん、命に関わるものもありますので、対応方法を確認しておきしっかりと対処しましょう。

➀塩素系を飲んでしまった場合

自宅や介護施設では掃除の為に、洗剤を置いていたりする場合があります。

一般的には塩素系の洗剤、ハイターが多いようです。

認知症の人がそれを飲み物だと勘違いして飲む場合があります。

対応方法として一番適切なのは吐き出さすことです。

利用者を抱え上げて、さかさまにして吐き出さす方法もありますが、利用者自身に骨折などの危険が伴います。

その為、吐き出さす以外の対応を取ることが多いようです。

まず、発見した時に何を飲んだのか確認しましょう。

塩素系の洗剤であることが確認できたら、その量が大量であればすぐに救急車を呼びましょう。

少量であれば救急に救急車が必要な場合か確認を取りましょう。

そして、コップ1杯から2杯の牛乳が適切です。

牛乳には脂肪が含まれており、胃や食堂などを保護する働きがありますので、水よりも牛乳がおすすめです。

また、ジュースや炭酸系を飲んでしまいますとガスが発生して危険ですので、注意が必要です。

その後、高齢者の様子を見ながら、吐き気などを訴えることがなければ様子観察で大丈夫です。

②煙草を食べてしまった場合

タバコを食事だと思って食べてしまう場合があります。

タバコに含まれるニコチンは非常に猛毒性が強いですので注意しましょう。

ニコチンは水に溶ける性質がありますので、たばこの葉をそのまま食べるよりも、たばこの吸い殻が入っている水を飲むほうが危険です。

タバコの葉を食べてしまった場合には、水は絶対に飲ませないようにしましょう。

ニコチンは水に溶けやすいですのでかえって吸収を高めてしまいます。

食べた量が1本以上の場合はすぐに救急車を呼んで胃の洗浄などをしてもらいます。

食べてからできるだけ早くしておきませんと、体に吸収されてしまいますので注意が必要です。

また、たばこが溶けた水を飲んだ場合は量に関わらず、すぐに救急車を呼んでおきましょう。

異食は酷い場合には脂肪する可能性があります。

早めの対策、異食をしない環境つくりが大切になってきます。

高齢者における緊急時の対応 「転倒」