高齢者の緊急時における対応について 「喉詰まり」

暖かな光の桜

食事中の喉詰まりの場合

高齢者は若い世代に比べて、物を飲み込む力が弱ってきていることが多いです。

その為、食事中などでも飲みこみが悪く、喉に詰まらせてしまったり、肺に入ってしまう誤嚥の可能性が高いです。

そういった時にはどのような対応をすればよいのでしょうか。

亡くなる場合もありますので、対応方法はしっかりと覚えておいた方が良いです。

食事中に喉を詰まらせた場合

食事をしている時に、食事を喉に詰まらせた場合の対応です。

ムセている場合はまだ完全に詰まり切っていないので、背中を叩いて嚥下を促す、吐き出すように促しましょう。

水分を取るのも有効な方法です。

しかし、ムセていない場合は完全に詰まっている可能性が高いです。

その際には呼吸もできていませんので、まず呼吸を確保することが大切です。

吸引器(掃除機にチューブを装着するものが望ましい)で詰まったものを取り出しましょう。

良くたん吸引の吸引器で吸い取ろうとする人もいますが、それでは吸い取りの力が弱いですので必ず掃除機ぐらいの吸引力の強いもので取りましょう。

吸い取っても意識が戻らない場合は、救急車を呼んで病院に連れて行きましょう。

吸引器を使う際の注意点

吸引器を使う時はチューブを口の中に入れないといけませんが、詰まらせている場合は口を堅く閉ざしている場合があります。

口を開けさせてチューブを入れることになりますが、指をかまれないように注意しておきましょう。

最悪の場合は指をかみ切られることがあります。

上手く口を明けるコツとしては、口角から指を入れることです。

口角から頬にかけて指を入れることによって口を上手く開けれるようになりますし、噛まれるリスクを軽減させる事が出来ます。

吸引器はできるだけ深く入れて吸い出しましょう。

詰まっているものは手前に詰まっているものもあれば、奥で詰まっている場合もあります。

詰まらない対策

喉に食事を詰めてしまうのは、きちんと咀嚼ができていない、咀嚼できない硬い食品であった、嚥下が適切にできていないことが考えられます。

咀嚼をしやすいような食事にすることで対策をしておくことです。

また、食事介助中に詰まらせてしまった時の対策としては、少量で食事介助をすることです。

特に介護施設の場合は時間に制限があることが多いですので、ついつい食事のペースを速めてしまいがちです。

早く食事介助をすると口の中に食事が溜まってしまいますので、飲み込みやすいように少量で食事介助をすることがおすすめです。

高齢者の緊急時における対応について 「心肺停止」