老人ホームを探すと決めたら-有料老人ホーム③

家族でお出かけ

こんにちは。朝です。

社会福祉士会の成年後見活用研修に行ってきました。

とてもためになる研修だったのですが、社会福祉士になってからの登録と研修をサボっていたおかげでこれから私が社会福祉士として法定後見を受任しようと思ったら4年前後も研修を受けなければならないことが判明して愕然としました。
他人の財産を扱うということは、それだけ重いことなんですね。くすん。

前回から有料老人ホームについてお話しています。
今回はもう一つのタイプ、住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅などと呼ばれる、外部からのサービスを使って介護サービスを確保するタイプの有料老人ホームについてお話しします。(ここでは『外部型』と呼びます)

外部型のサービスと料金形態は少し複雑になっていて、入居金と月々払う金額に、介護費用が上乗せされる仕組みになっています。
これはどういうわけかというと、外部型の介護サービスは、ホームのスタッフではなく近くのヘルパーステーション等から介護保険を使って自宅にいる時と同じようにやってもらうのです。
ですから、前回お話しした介護付有料老人ホームと同じ入居金100万円、月々20万円のホームが外部型であれば、月々の20万円に上乗せして、介護度と利用頻度に応じた介護保険の1割(2割)負担が生じます。
利用サービスが各介護度の上限額を超えれば、10割全額自己負担、またはそのホームが提供していれば介護保険を使わない独自のサービスの利用となります。

つまり、食事の提供システムのあるバリアフリーのマンションの一室を借りて一人暮らしをし、そこに在宅介護と同じようにヘルパーさんに来てもらったりデイサービスに行ったりするシステムを取っているのです。
ホームのお部屋は自宅とみなされますから、在宅で使える介護保険のサービスは基本的には全て使えます。ホームによってはデイサービスやヘルパーステーションを併設していたり、すぐ近くに同じ会社の運営するデイサービスやヘルパーステーションを置いていたりすることも多いです。

まてまて、一人暮らしができないからホームを探しているのに、それじゃあ何も解決しないじゃないか。

そう思われる方もいるかと思います。私も、ある意味ではそう思います。
ただ、現状エレベーターのないアパートの2階で暮らしているとか、一人暮らしが不安だから定期的に誰かに安否確認をしてほしいとか、自分のことは大体自分でできるが炊事がしんどい等の場合であれば外部型のホームに入る意味はありますし、ホームについている独自のサービスが充実していて、自宅にいるより数段安心して暮らせるところも多いです。

あとは経済的な心配がなければ、より個別的に希望に沿った対応をしてもらえるのも外部型の方だと思います。
自宅と同じようにヘルパーさんに来てもらうことになるので、ケアプランに沿って行う介護は必ず1対1です。よくある施設のように大きなお風呂に数人入居者さんを入れ、一人または二人のスタッフがいっぺんに介助するということはありません。

反面、プランの時間でもなく呼んでもないのにスタッフがお部屋に来る、ということもあまりないので、介護度が低くプランが少ない人にはさびしいところもあるかもしれません。

有料老人ホーム④へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。