エアロバイクとその効果

エアロバイクとリハビリ

エアロバイクとは、エクササイズバイクと呼ばれる自転車型のフィットネスマシンです。

ペダルを漕ぐことでカロリー消費料やスピード、距離、時間、心拍数などがメーターに表示される機能がついています。

エアロバイクと一言でいっても比較的低価格で手軽な家庭用に導入できるものからトレーニングジムで設置されているもの、アスリート向けの本格的なトレーニング用のものまで様々な種類があります。

今回は高齢者介護施設で一般的に使われているエアロバイクについてご紹介します。

高齢者のためのエアロバイクの選び方と使う効果

エアロバイクにはいくつか種類がありますが、その中でも「リカンベント」という機種が高齢者やリハビリ、女性向けとして適しています。

このリカンベントは背もたれがあるため、お尻や上半身への負担が少ないエアロバイクで、体力がない方でも長時間運動をおこなうこともできます。

また「電磁式エアロバイク」は、主にスポーツジムなどのエアロバイクとして採用されていますが、高齢者の方で、比較的軽度のリハビリを行われる方にはおすすめできます。

この電磁式はホイールに電磁石の力を利用して負荷がかかるようになっています。

静音性に優れ、強い負荷を設定することができ、幅広い負荷調整が可能となっています。

高齢者の方が施設等でエアロバイクを使用される場合には、ちょっとしたお声かけや、自転車を眺めながらテレビの映像を眺める環境があれば楽しくトレーニングできます。

ただ延々とこぎ続けるだけのトレーニングなりがちなので「○○さん順調ですか?」などと話しかけてあげるとモチベーションも上がります。

またエアロバイクの場所から少し離れた場所にテレビやモニターの映像が流れていると遠くを見つめて漕ぐので、背筋が伸び、正しい姿勢を保って漕ぎ続けることができます。

よく総合病院の受付などで流れている自然や動物、海外の美しい景色や景観などが流れているのをイメージしてください。

高齢者の方がエアロバイクを使用される際の注意点

エアロバイクは地面から少し高さがあるので、高齢者の方で足腰に不安を抱えている方は、乗るのを怖がる方もいらっしゃいます。

怖いと感じられた方は無理してトレーニングする必要はありませんが、できるならば、足掛け台などを置いて椅子を低めにして、行うなど工夫をしましょう。

また姿勢がゆがんでいる方やバランスが取りづらい方は、スタッフが付きながらおこなうなど、安全面を確保しましょう。

あと膝が悪い方は、座席(シート)を高めに調節し、足を乗せて漕ぐ時の脚の位置が一番低くなる瞬間に膝が伸びる状態に座席の高さを合わせると膝への負担を減らすことができます。

エアロバイクを継続されることで、気持ちが積極的に前向きになられた方もいらっしゃいます。

介護・リハビリスタッフの方も利用者の方と積極的に関わり、楽しいトレーニング時間にしましょう。