高齢者の方が自宅で行う介護予防の為のリハビリにはどんなものがあるか聞いてみました。

元気なお年寄り
簡単な家庭でのリハビリとして、カルタ取りがあります。カルタは百人一首よりも、子供向けのひらがなが多いカルタが高齢者は見つけやすくておすすめです。耳で聞いて、目で探して、手を使って目当てのカルタを取ると言う一連の作業が脳から指先への信号をしっかりと鍛えてくれるので脳と身体の両方のリハビリが可能になります。
まず高齢者が自宅で運動を行う場合には、ご自身の体調に合わせ、無理をしないことが大切です。転倒予防のために役立つのが下肢の筋力強化です。安定した椅子の背もたれなどにつかまり、片足を大きくゆっくり横に開いて空中で1秒止めます。それからゆっくりと下ろしましょう。片足で5~10回を両方で行なうようにします。中殿筋が鍛えられ、転倒予防につながります。
高齢になると衰えを感じるのは足腰の筋力低下です。簡単な方法として食事場所がテーブル席だとしたら座った状態でしっかりと足を交互に浮かせ足底が床につくよう足踏み運動をします。背もたれのある椅子を使用する場合はできるだけ背中をつけないようにし腰を安定させて行うと効果があります。座った姿勢いを安定させ寄りかかるところがないと自分で自然にバランスをとり筋力がアップします。テレビを見ながらでも簡単できます。
介護予防の観点から話をすると、一番効果的なリハビリとは日常生活動作の中にあると思います。家事の中でも洗濯・調理・掃除等の日常生活動作がやはり一番のリハビリになります。介護予防として何か特別にリハビリをするのも良いかもしれませんが、まずは自宅で日常生活動作を行うだけでも十分なリハビリと介護予防に繋がると私は思います。
高齢者の方が介護予防の目的で行うリハビリに関して、以下の活動が有効であると考えます。
農作業→高齢者の方の場合、小さいころから農作業のお手伝い等を行った記憶があるような気がします。私自身、高齢者の方と接する機会があるのですが、農作業を家で行っている高齢者の方はいつまでも元気であるような気がします。農作業で動くことによって、筋力の低下を防ぎ、なおかつ、こころの健康も保たれ、介護予防の一助になると考えます。
高齢になるとほんのちょっとしたことで体調不良を起こし、消化器系統の機能低下や運動量の減少から寝たきりになってしまったり、痴呆が出てしまったりします。
そこで在宅で簡単にできるリハビリの一環として、コツさえ掴めば誰にでも簡単にできる、腹式呼吸がお勧めです。
腹式呼吸を行うと、副交感神経が活性化するのでリラックスと免疫力の強化、横隔膜の上下運動により消化を助け、刺激を受けた腹部の大動脈が血行を促進し、酸素供給量が増加し、正しい姿勢を取ることで背骨の歪みを防ぐことが期待できます。
高齢者の方が行えるリハビリとして最も手軽で適度にできるのは朝のテレビ体操ではないでしょうか。NHKのテレビ番組で毎朝放送されています。
毎日10分ほどテレビを見ながら一緒に体操するだけなので誰でも気軽に行うことができます。高齢者の方でも無理なく行えるような内容ですし、軽い筋トレを行うこともあります。足が不自由な方のために椅子に座ったままできる体操も同時に見ることができます。毎朝習慣的にできるところが良いところだと思います。
椅子や車いすなどに座ったままでのラジオ体操や、DVDを観ながらゆっくり身体を動かすリハビリ専用の体操などを行って身体機能の維持をすることがおすすめです。特にこういった体操は身体をゆっくりでも毎日少しずつ身体を動かす事がとても大切で、繰り返し身体を動かすことによって脳の活動も促進してくれるので認知症予防にも役立ちます。
介護予防のためには、日頃から指先を使う事を毎日の習慣とすることが大きな効果があります。指を使う作業で代表的なものは折り紙です。できれば折り紙の基本集をもとに、船ややっこさんなど単純な作品を折ったりするのが達成感もあり、指先の機能をしっかりと使うのでおすすめです。同時に折り方を考える事で脳細胞の活性化も図る事ができます。
家庭で出来るリハビリで、脳の活性化を図る事が認知症の発症や進行を遅らせることがわかっているので、いわゆる脳トレをするのが良いと思います。最近では公文が高齢者向けの簡単な足し算や引き算のワークブックを発売しているので、そういった教材を使って毎日一ページずつ楽しみながら計算ができるので飽きもこないでリハビリ訓練ができるようです。

高齢者施設で行っている転倒予防について聞いてみました。

自宅リハビリで簡単にできるのは,塗り絵です。塗り絵は100円ショップで販売されているような子供向けの簡単なもので十分です。クレヨンでは手が汚れるので、柔らかい色鉛筆を使わせて揚げるようにして、自分の好きな色をどんどん塗り入れてもらいます。指も使いますし、配色を考える事で脳も使いますので非常にリハビリ効果がある方法です。
転倒予防のために役立つ下肢の筋力強化を紹介します。安定した椅子の背もたれなどにつかまって立ち、両足のかかと挙げ(つま先立ちの姿勢)を10回程度繰り返します。できるだけ背筋を伸ばし良い姿勢で運動しましょう。この運動では腓腹筋というふくらはぎの筋肉の筋力アップが期待できます。同時にバランス能力の向上を図ることができます。
自宅の周りの平坦なところを、一緒にゆっくりと歩いて散歩するのは、非常に良いリハビリの方法の一つです。車の多いところを避けて、手をしっかりつなぎ本人には杖をついてもらいながら、一歩一歩歩く事は身体機能の維持と向上に大きく役立ちます。出来れば土の上を歩くと足に負担がかからないので近くに公園がある場合には、そこで歩く練習をするのがベストでしょう。
年齢を重ねると、少しづつ腕が上がらなくなっていきますが、これは我が家の父親が脳梗塞で倒れた後、自宅でやっていたリハビリ方法です。
ホームセンターで滑車とロープを購入し、天井に滑車を設置しロープをつり革のような形に丸く結んでから吊るします。
片方を自分の手で持ってから、リハビリしたい腕をゆっくりと引っ張り上げます。この方法を毎日やることで、肩が上がるようになったそうです。
リビングルームや、比較的広い部屋で椅子に座ったまま、ソファに座ったまま気軽にできるのが風船を使ったバレーボールです。老人施設で幅広く採用されているリハビリですが、自宅の手狭なところでも簡単に出来るのがポイントです。風船なので家具や食器などに当たっても壊れたりすることがないですし、高齢者も力を入れなくても簡単に風船は飛んでくれるので、家庭内ではもってこいのリハビリだと言えるでしょう。
高齢者では足の機能が低下している場合が多く、バランス能力が低下し転倒につながります。特に足底の感覚や足指の運動能力はバランスをとるのに非常に重要です。そこで紹介するのは、タオルギャザーと呼ばれる運動です。まず裸足になり椅子に座ります。足の下にタオルを敷き、そのタオルを足全体を使って自分側へたぐり寄せていきます。このときかかとが床から離れないようにします。体力は使いませんが意外と難しいのでぜひやってみてください。
介護予防は体を動かすことが一番だと思います。
その場で足踏み体操をするだけでも、毎日続けると足が少しずつ高く上がるようになります。
高齢になると、歩くときに小幅で足を引きずるように歩く人が多いですが、足が上がらないと、少しの段差でも転んでしまうことがあります。
足踏み体操で足を高くあげられるようになると、転倒防止にもなると思います。
女性の高齢者の場合、何と言っても介護生活にならないためのリハビリに最適なのは料理です。
料理は同時に幾つかの作業を行わなければいけないという、脳のリハビリにもなりますし、鍋や、醤油や油のボトルなどを持つのは、案外筋力を使うものなのです。さらに、立ったままの作業は疲れますが、足腰を動かす絶好の機会にもなります。
料理を教わったり、家事を手伝ってもらったりという口実で、積極的に料理をしてもらうことがおすすめです。
自宅で出来る下肢筋力増強のトレーニング(転倒予防)
転倒しない為に大切な事は、足をしっかりあげて歩く事です。
足をしっかりあげて歩く為に必要な筋肉は、太ももの筋肉です。
これからご紹介するのは、太ももの筋肉を付けるトレーニングです。

まずはじめに、背筋を伸ばして椅子に座ります。
左足はそのままで、右足をほんの5センチほど床から真上に上げます。
太ももで膝から下を釣り上げるイメージです。
そのままゆっくり20秒数えます。
足を変えて同じように20秒数えます。
太ももに張りを感じたら上手く出来た目安です。