「寿命」でなく「健康寿命」をあげよう

薄紫の花

日本人の平均寿命はとても高いです。
多くの人が長生きできるように
なってきました。

でもこれは、本当に喜ばしいことなのでしょうか。

あくまで個人的な意見なのですが、
人間、ただ単に長生きすればいいというものでは
ないと思います。
寝たきりになって、場合によっては人工呼吸器を
つけて、自分で食事や排泄ができない状態で
ただ生きているだけという状態は、もしかしたら
本人にとっても家族にとっても
つらい状況なのかもしれません。
海外では、自分の力で食事をすることが
できなくなったら、あとは自然に任せて
最期の時を迎えるという考え方が多いようです。
日本のように、いわゆる「延命治療」を
しないということらしいです。

最近、「寿命」とは違った「健康寿命」のことが
少しずつ取り上げられるようになってきました。
生物学上の「生きている」というだけの状態でなく、
人間として「元気に生きている」という状態を
長く楽しもうということなんですね。

これってとても大切なことだと思います。

私の実の母は、乳がんで56歳で世を去りました。
母は元気な頃からいつも言っていたことがあります。
「病気などで回復の見込みがない状態になったら、
延命治療はしないでほしい」ということです。
「家族と出かけたり、一緒に食事したり、
趣味の読書をしたり、そういうことが
できなくなったら人間らしい生活とは言えない。
人間らしい生活ができなければ、生きていても意味がない」と
よく話していました。

乳がんが脳に転移してもう回復の見込みがない状態に
なったとき、主治医に呼ばれて、人工呼吸器をつけるなどの
延命治療をするかどうか聞かれました。父と私が
出した結論は、母の意志を尊重し、延命治療は
しないということでした。
一週間後、母は亡くなりましたが、私たちは後悔していません。

さて。
「寿命」でなく「健康寿命」を上げるためには
どうすればいいのでしょうか。

たぶん、基本は食事と適度な運動だと思います。
野菜を多く摂り、脂肪分や糖分、塩分を摂り過ぎない
ようにして、一日1時間程度のウォーキングなどを
習慣づけるというのが第一歩だと思います。

私は今、田舎暮らしですが、周囲の人たちを見ていると、
畑や田んぼでよく働く人たちは80歳を超えても
まだまだ元気に畑仕事をしているパターンが多いです。
逆に、定年退職したあと何もしないでいると、
病気になったり認知症になったりして、
本人にとっても家族にとっても残念な状態に
なったりしています。

やはり、若いうちに適度な運動をしていると、
歳をとっても足腰が丈夫な人が多いです。
さらに、更年期障害も軽くすんだりするようです。

そして、実は楽器演奏などの趣味も
とても良い結果をもたらします。
楽譜を読み、手を動かし、時には同時に歌も歌う
ということで、脳の活性化にとても良いのだそうです。

夫と私はギターを弾くので、これからも続けて
行きたいと思っています。

皆さんもぜひ、健康寿命を伸ばしましょう!