多様化が進むさまざまな高齢者見守りサービスまとめ

太陽の黄色い花

核家族化、少子高齢化が叫ばれて久しい中、一人暮らしのご高齢者の数は今後ますます増えることが予想されます。

ご高齢者の安全な暮らしを考えると、ご近所や福祉サービスなど、社会全体でご高齢者の見守りを行う仕組みが欠かせません。

今回は、最近さまざまな形で発展を続けるご高齢者の見守りサービスについてまとめました。

多様化する高齢者の見守りサービス

高齢者の見守りは、日々の暮らしの中で高齢者の安全と安否を確認し、何かあったときにすぐ対応できる体制の一部として行われるものです。

従来であれば、同居している家族によって、当たり前のように見守られてきた高齢者も、一人暮らしになることでそれが難しくなるとともに、見守りの形も多様な変化が求められます。

高齢者見守りサービスは、そうした変化に対応した、新しい見守りの形として、今後も役割が増していくことでしょう。

●家電製品に組み込んだ見守りサービス

たとえばポットなど、家電製品の電源ボタンを押すと同時に、その情報が家族のもとに送られるサービスです。

普段通り生活していれば、確実にボタンが押されるはずです。仮に押されていなければ、「何かがあった!」と、異変をすぐに察知することができます。

家電製品を購入するだけで導入可能であり、大掛かりな設備や工事が不要です。一方で、救急や緊急対応と直結していない点に、ややリスクが残ります。

参考:
ZOJIRUSHI「みまもりほっとらいん i-pot」

東京ガス「みまも~る」

●設備型の見守りサービス

家屋内に、センサーやカメラなどを設置し、その情報を離れて暮らす家族に知らせるサービスです。

加えて、緊急時には家族からの要請により、サービス運営側が確認や対応のための人員を派遣するなど、緊急対応も行われる点に強みがあります。見守りについては、24時間365日行われているため、何かあればいつでも即時で人員が派遣されます。

一方で、導入には設備の取り付けや工事が必要であるため、ややコストがかかるのが難点です。

参考:ALSOK「見守り情報配信サービス」

●ホームヘルパーによる見守り介護

ホームヘルパーが高齢者の自宅を訪れ、介護と併せて見守りを行うものです。介護といっても、買い物や掃除などの家事代行からお願いできるところもあるようです。

サービス内容は、運営主体により幅があります。行政サービスでは、週1回の訪問・見守りといった内容ですが、法人による運営では、設備による見守りや緊急通報が組み込まれた手厚いヘルパーサービスなども展開されています。

参考:
神戸市「ほっとヘルパーサービス」
NPO法人思いやり広場「24時間見守りサービス」

●会話型見守りサービス

特別な研修を積んだスタッフにより、定期的に電話をかけて会話を行うサービスです。直接の見守りではなく、密にコミュニケーションを取るという方法で、高齢者の暮らしを見守ろうというコンセプトです。

最近では、警備会社の緊急対応とタッグを組んだり、医療に関する相談窓口を設けたりと、サービス内容も手厚くなっており、家族にも利用しやすい形へと発展を続けています。

参考
株式会社こころみ「つながりプラス」
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いかがでしたか。
時代の変化に即して多様化を遂げる高齢者見守りサービスをご紹介しました。
こうったサービスの発展により、ご高齢者本人にもご家族にもやさしい福祉の仕組みが整っていくことを切に願います。