世界での介護事情

紫色のベロニカの花

介護職の現状

医師や看護師等の医療関係者と一緒で介護は必要不可欠なものですが、現在の日本では待遇や職場環境、あるいは給料が仕事内容には見合わないという意見が良く聞かれますが、他の国ではどうしているのかは気になる所です。

スウェーデンの介護事情

そこで、各国の事情を紹介してみます。

まず福祉が充実しているというスウェーデンでは、日本よりも遥かに早くから高齢者福祉に力を注いでおり、地方自治体が主権を握り柔軟な対応が出来る様な仕組みづくりをしているのです。

スウェーデンでは在宅介護が基本で、馴染んだご近所付き合いが出来るコミュニティを壊す事無く、日本でいうホームヘルパーに当たるサービスや理学療法士等のサポートも手厚いのが特徴であり、老人ホームの様な施設は稀有な存在となっています。

地方自治体がバックにいて費用を出し管理しているので、バリアフリーにする為の住宅改造資金手当等も支給されるという恵まれた環境です。

高福祉・高負担だけれども幸福感が強い

これらが可能であるのは、所得税や消費税が日本に比較すればとても高いからなのですが、不思議と幸福であると感じる人は日本よりも多いのです。

そして日本人と同程度かそれ以上の勤勉さがあり、しかも生産性が日本よりも高いという特徴があります。

アメリカの介護事情は日本と似ているかもしれない

今度はアメリカの事情を見てみましょう。

アメリカは世界一の経済大国ですが、高齢者への医療や介護という点を見ると遅れている国と言わざるを得ないのです。

それは、前述したスウェーデンの様に高齢者福祉という考え方が薄く、国や地方自治体からのバックアップも無いので、配偶者が在宅介護にかかりきりとなってしまい、働きたいけれども事実上働く事が出来ないというのは日本と似ているかもしれません。

また、施設に入るとなれば日本の様な特別養護老人ホームはありませんので、有料の裕福層でなければ老人ホームに入るしかない所も似ていると言って良いでしょう。

日本と異なる所としては施設内では、施設内の社交場に出てきて自分の個室に帰らない人が多い傾向にあります。

以上2つの国を挙げましたが、福祉の充実度や介護に対する姿勢が国によって異なるのは驚きというしかありません。