老人ホームを探すと決めたら-グループホームについて②

グループホーム

こんにちは。朝です。
良い季節になりましたね。5月の爽やかな風にのせられて、本屋で経済誌が出している介護業界のムックを買ってみました。
現実も、知らなかったことも、どう考えても間違いだと思う謎の情報も乱載していて、なんだか気分が悪くなりました…。

前回からグループホームについてお話していますので、続きをお話ししたいと思います。
グループホームは「自分のことは(概ね)自分でできる」人を対象としたホームであり、その状態の維持を目指す施設でもあるため、食事の準備や居室の掃除などを全てスタッフが担う老健・特養とは違い、

「自分の部屋は自分で掃除、食事の準備も片づけも皆で。」

が基本です。(始めの声かけやできないところの手伝いはスタッフがやります。)
スタッフの「掃除しますよ~」の声掛けを合図に、各自自分の部屋の片づけをはじめ、リビングのテーブルに取り込んだ洗濯物がごそっと置かれて、たたみながらおしゃべりをしていたり、食事の前のテーブル拭きや食後の洗い物もできる人は自分でやります。
老健、特養よりも「共同生活」の要素が強い施設ですので、間違いなく生活のプロであるじじばばがたくさん集まると、その生活感たるやちょっと嬉しくなっちゃうものがあります。部屋の中など個性が出ていてとっても面白いです。
晴れた日はみんなで散歩に出たり、節分の恵方巻きを作ったり、TVを見てぼーっとしたり。
私はグループホームって、大好きです。
さて、そのグループホームには介護度5の寝たきりの方が入居していました。入居当初は要件に当てはまる(自分のことは概ねできる)状態だったそうですが、風邪などの体調不良から状態が悪くなってしまったようです。全てにおいて介助が必要で、食事ももちろん介助、しかも決して難易度の低い介助レベルではありませんでした。

「なんだ。介護度5になってもいられるんじゃないか。それなら安心。」と、思われたかもしれませんが、その考えは危険です。
老健の場合もそうでしたが、本来の目的と食い違った利用の仕方はご本人にも施設にも負荷が大きいのです。

グループホームについて③へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。