歌や踊りを取り入れたレクリエーションはコミュニケーションも活発にします。

大勢でカラオケを楽しむ

歌いながら体を動かすのを楽しいと思うのは、人間の本能でしょうか。

赤ちゃんは言葉を覚える前に、聞こえてくる歌に合わせて、ご機嫌に手足を動かすものですし、もう少し大きくなると、女の子ならアイドル歌手の歌に合わせて、ノリノリで全身でダンス、振り付けを完全に覚えてしまったりするのですから大したものです。

では、ご年配者のために歌って踊るレクリエーションをどのように計画できるでしょうか?

ご年配者はこの楽しみについてどうお感じなのでしょうか?

総務省のひとつの調査結果をご紹介いたします。65歳から74歳のご年配者の方の1日の時間の使い方に関して、圧倒的に大多数を占めるのがテレビや雑誌、新聞を読むなどです。

お仕事も退職されている方がほとんどですから、出かけること、人との交流、運動量がめっきり減ってしまいます。

歌うこと、踊ることは音楽療法と呼ばれています。

認知症にも効果があるとされています。

初対面やあまりまだ慣れない人と、交流を始めるのは気後れするものですが、歌や踊りはコミュニケーションの活発化にも役立ちます。

高齢者のQOLつまり生活の質の向上に役立ちます。

車いすの方、立つのが困難な方にも楽しんでいただけるよう、座ったままで踊れる踊りも企画いたしましょう。

ビデオやCDが販売されていますので、参考にできますね。曲のおススメとしては、「青い山脈」「手のひらを太陽に」「野に咲<花のように」など。みんなでビデオを見ながら、またはリードされる方は、先にビデオで予習して、座って踊る方、立って踊る方それぞれに楽しんでいただけるよう、がんばりましょう!

  • 歌を歌うことは、ご年配者にとってもストレス発散になります。
  • 肺を使うので心肺機能のトレーニングにも効果があります。
  • 脳の活性化、青春を思い出して、若い気持ちになりますから、精神的にも良い効果があります。
  • 音楽に合わせて体を動かすと、全身の筋肉のトレーニングにもなります。
  • 高齢者をお世話する立場の方は、高齢者の方が歌う声量、音楽に対する反応、歌詞に対する理解から高齢者の方の健康状態を観察することもできます。

定期的に計画して高齢者の心身面の状態を読み取り、よりよいお世話ができるようにいたしましょう。

しかし、性格によって、人前で歌うことが苦手な方もいらっしゃいますから、歌うことを無理強いせずに、本人が楽しめる形で参加していただくようにしましょう。

音楽は、聞いているだけでも癒し効果があります。

リズムに乗って体を少しでも動かしたり、懐かしの曲で、大好きな情景を思い浮かべたり、音楽の効果は計り知れません。

日頃のケアの中で、どんな歌が好きでいらっしゃるか、尋ねてみたり、高齢者のお世話をしながら鼻唄を歌って反応を見て、好みを識別するのもよいかと思います。

レクリエーションの時に参加される多くの方が楽しめるように前もってのリサーチも欠かせませんね。

高齢者の方が体を動かして行うレクリエーションの種類