老人ホームを探すと決めたら-老人ホームの種類を絞る

塀に沿って咲くピンクの薔薇

こんにちは。朝です。
入居者のおじいさんに、息子さんからかかってきた電話をご本人のお部屋に回して話してもらったところ、後で混乱してしまい何度も事務所に来ては「息子が来たんだっけ?」「俺は何を話してた?」などなど散々質問し、最後に「年寄りって大変だな…」とつぶやいてお部屋に帰っていきました。

さて、前回は家族会議を開きました。

今回は、会議ではじき出されたご本人に使える金額に応じて、都内でホームを探す場合のお勧めの選択肢についてお話しします。

(私の職場が都内なので東京についてのお話になってしまいますが、他の地域でもある程度は当てはまるかと思います…。)

・初期投資ゼロ、月々15万円以下の場合

在宅サービスを使いながらできるだけ自宅での生活がいいと思います。

介護度3になったらすぐに特養に申し込み、自宅での生活が不可能だと判断した場合は老健の入所をつなぎ、入居できる有料老人ホームがないかどうか調べましょう。

・初期投資ゼロ、月々20万円ほどの場合

在宅サービスを使いながらできるだけ自宅での生活がいいと思います。

介護度3になったらすぐに特養に申し込みましょう。

自宅での生活が不可能だと判断した場合は老健の入所を利用し、認知症であれば入所の間に入居できるグループホームがないかどうか調べましょう。

認知症でない場合、状況に応じて老健の入所をいくつかつなぐか、入居できる有料老人ホームを探しましょう。

・初期投資20~50万円、月々20万円ほどの場合

在宅サービスを使いながらできるだけ自宅での生活がいいと思います。

介護度3になったらすぐに特養に申し込みましょう。

自宅での生活が不可能だと判断した場合は老健の入所を利用し、入所の間に、認知症であればグループホームまたは入居できる有料老人ホーム、認知症でなければ入居できる有料老人ホームを探しましょう。

・初期投資20~50万円、月々25万円ほどの場合

在宅サービスを使いながら自宅での生活をお勧めします。

介護度3になったら特養に申し込みをしておきましょう。

施設生活を選択した場合、グループホーム(認知症の診断が必要)、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームを検討しましよう。

介護度が重い場合、特養が空くまでは介護付の有料老人ホームをお勧めします。

・初期投資50~300万円、月々20~30万円ほどの場合

在宅サービスを使いながら自宅での生活をお勧めします。

介護度3になったら特養に申し込んでおくといいと思います。

施設生活を選択した場合、グループホーム(認知症の診断が必要)、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームを検討しましよう。

介護度が重い場合、介護付有料老人ホームをお勧めします。

・初期投資300~600万円、月々20~30万円ほどの場合

施設生活を選択した場合、グループホーム(認知症の診断が必要)、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームを検討しましよう。

介護度が3以上の場合、特養に申し込んでおいても良いと思います。

・初期投資600万円以上、月々30~40万円ほどの場合

施設生活を選択した場合、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームを検討しましよう。

いかがでしたでしょうか。

介護が必要な、人ひとりの生活を賄うわけですから、毎月かなりの費用がかかってきます。

2015年の8月から、各市町村の高所得者の上位20%は介護保険の自己負担が2割に上がります。今後それが一般市民に及ばないとも限りません。

私も自分の将来を考えると頭が痛くなりますが、その中でやりくりするしかないですね。

なお、今回のコラムの内容は、完全に個人的な私見です。

次回以降ではまだお話ししていない、グループホーム、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホームについてお話しししていきます。

グループホームについて①

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。