老人ホームを探すと決めたら-家族会議を開く③

赤いチューリップの花

こんにちは。朝です。
あっという間に桜が散ってしまいましたねえ。
花見は施設行事の中でも1、2を争う人気行事です。
ただ、何度かに分けて雨をよけつつ全員行くのは至難の業で、毎年どこの施設も日程組みとスタッフ調整に苦慮する行事かと思います。
まあ、桜吹雪は行ったスタッフもちゃっかり楽しんじゃいますけどね。

今回も前回に引き続き、家族会議の中身について考えていきます。

① ご本人のために、家族ひとりひとりがどのくらいの時間協力できるのか

これによって、特に自宅に帰れるかどうかが左右されます。
各自が無理のない範囲で協力できる時間と日にち、曜日を出し合います。
ここはもうバイトのシフトを組む勢いで共有しておくといいと思います。ただ、あくまで無理のない範囲で、です。

この情報はキーパーソンに集約しておくと何かと便利です。

他に、人数が多ければ連絡網的なものも決めておくといいかもしれません。

② ご本人の最期をどのようにするか

いい機会なので最後についても話し合っておきます。
その時は、いつも突然やってきます。
ご本人、配偶者の思いも確認し、最後はどこにいたいのか、癌などになった場合、苦痛を伴う治療も望むのか、ご本人が意思表示できない場合、救命処置は望むのか、禁酒やカロリー制限などを医師から勧められたときに、健康維持を取るのか最後に好きなものを食べたり飲んだりすることを取るのか、などについて一度話に出しておきます。

今そんなことを話し合うなんて不謹慎だ、という人もいるかもしれませんが、何度も言いますがその時は突然やってきます。

各自の考えを確認しておくだけでもずいぶん違うと思います。

③ ご本人にかけた労力の対価について

老健入所までこぎつけたのならばお分かりかと思いますが、介護はきれいごとではありません。
在宅介護ならば言うに及ばず、施設に入所していてもご家族、特にキーパーソンさんにはかなりの負荷がかかります。

施設に入っていたとしても、体調を崩したとなれば連絡が来ますし、受診が必要・入院するなどという時には付き添わなくてはなりません。

足りないものがあれば買っていかなければなりませんし、毎月の支払いや各種手続き、お金の管理も生じます。

家族の事ですから細かいことはいいかもしれませんが、キーパーソンは金銭的な援助はしない、等、みんなが納得できる着地点をあらかじめ決めておくと後でもめることが少ないと思います。

次回は家族会議で出した初期費用と月々の費用に合わせて、具体的なホーム選びについて考えていきたいと思います。

老人ホームの種類を絞るへ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。