これから介護士になろうしている皆さんに知って貰いたいこと

暖かな日差しと桜

皆さんがイメージする介護士の仕事のはどんなものでしょうか?
やりがいを感じる、高齢者と沢山関わる事ができ、経験を積むほど知識も増えるのが楽しいと感じる事など色々あると思います。
 
逆に賃金が安い、想像するより重労働というマイナスイメージもあります。

今の日本は高齢者の増加、福祉を志す若者の減少など様々な問題があります。

福祉の現場は想像よりも責任重大で重労働だと思います。

しかし、働くなかで高齢者と充実した楽しい毎日を過ごす事もできるはずです。

これから介護士として働こうとしている皆さんに少しでも知って欲しい事をお伝えしていきます。

1)労働時間や内容について

ほとんどの福祉施設は日勤、夜勤、早番、遅番と分かれています。
もちろん、このパターンだけではありません。夜勤専門の介護士がいる場所もあります。

夜勤スタッフと早番スタッフが協力して起床、朝食の介助を行う場合が多いです。
日勤スタッフは日中の介助やレクリエーションを行ったりします。

もちろん福祉施設により細かく様々な役割分担があります。
 
欠かすことのできない入浴、食事介助、移動介助などどれも事故やミスに気をつけなければなりません。 
少しの油断が思わぬ事故に繋がります。

介助している高齢者がどんな人でどんな行動をとる方なのかを日々観察していく必要があります。

気づいたことは上司に相談し、連絡を密にしていく事が大切です。

日中、ただ過ごすだけでなくレクリエーションを行う事もあります。レクリエーション内容は手や足を動かす運動のような物、頭を使う物など高齢者の方に刺激になるようなレクを考えます。

入浴介助が一番大変だと言う方もいます。暑いなか、清潔を保つために丁寧に洗います。
入浴介助では服に隠れて見えないような傷などがないかも確認します。

1日の中で休む時間もなく、常に動いているのが介護士です。
食事もゆっくりとれない場合もあります。

他にも介護士は入所タイプの福祉施設だけでなく、在宅の方のヘルプサービスなども行えます。

2)人と関わり、援助するという事

介護士という仕事は高齢者とほぼ毎日関わります。高齢者と関わるなかで、歳上だという事を忘れがちになる場合があります。長い人生を生きている先輩です。

きちんと敬語をつかい、何を求めているのか理解しなければなりません。

高齢者の行動や言動から何を必要としているのか、察して援助します。言葉遣い一つで感じ方が変わり、傷つけたり不愉快な気持ちにさせてしまうかもしれません。それは介護士も同じで高齢者からの一言で傷つく事があるという事です。

人と関わるのは難しい事です。高齢者の方と信頼関係を築いていく努力をする事がとても大切です。
信頼関係ができれば、介護士の仕事はより楽しいものになると思います。

また、介護の現場は個人が頑張っても意味がありません。
周りの介護士とも協力しあい、支えあう事も大切です。

協力していく意識を持つだけで現場の雰囲気が変わり働きやすい環境になります。現場の雰囲気が良くなると自然と高齢者の方々とも関係がよくなります。

介護をする中で、高齢者の言っている意味がわかったり『ありがとう』と感謝の言葉を言われると介護士をしていてよかった。と感じる事ができます。

しかし、介護士の仕事をする中で精神を病んでしまう方がいるのも現実です。

重労働以外に精神的な負担も大きいという事です。高齢者の方々との関係、人の命を預かる責任感と重圧がのしかかります。
辛くなった時には上司に相談したりと人と関わる仕事だからこそ、周りの人に助けを求めましょう。

介護士を続けるには充実した毎日の裏側にある重圧も理解しなければなりません。

3)介護士の将来性と魅力

今の日本は高齢化率が世界レベルからみてもトップです。また、核家族化が進み祖父母と住む若者や子どもが少ないのが現実です。

そのような若者や子どもからすると高齢者とはどのような方なのか、とわからない部分が多くなっています。

若者が介護士になり、高齢者と接する事でいつか自分もなるという実感やどのような社会なら生活しやすいのかを考えるきっかけにもなると思います。

介護士に限らず福祉業界は人手不足です。人の命を預かる責任ある仕事は精神的にも辛い場面があります。辛い場面も人生経験の大切な一部です。

介護の現場は毎日が違います。同じ日はありません。高齢者から毎日新しい発見や知識を得る事で人間的にも成長する事ができる事でしょう。

もちろん出会いや別れもあるはずです。

援助や介助を通して生活を共にする事で自分を磨きスキルアップを目指しましょう。

自分を磨き『あの介護士さんが必要』と思われるような介護士になれるように頑張りましょう。

4)最後に‥

介護士の仕事は精神的にも肉体的にも大変です。しかし人と関わる事により知識を得たり、努力次第でどんどんスキルアップができる素晴らしい仕事です。

命を預かる現場では同じ日は1日もありません。充実した毎日を送ることができるはずです。

毎日笑顔で高齢者の方や入所者の方と関わり、周りと協力して素晴らしい介護士になって下さい。