高齢者の手先に良い運動になるカードを使ったレクリエーションについて

ポピーの花々

高齢者のためのカードを使ったレクリエーションについてご紹介させていただきます。

カードを使ったレクリエーションのねらいは、カードをつかんだりする手先のよい運動となること、またかるたや百人一首など読み手の言葉を聞きながら集中するので、結構頭をつかうことになります。
したがって、認知症予防や失語症などの予防にもなります。

それではカードを使ったレクリエーションについて具体的な遊びや方法をいくつか説明いたします。

かるた遊び(さかさことばかるた)

子どもたちがお正月にやるかるたの方法といたって同じなのですが、ただ単に読んでその札をとるだけよりも何かひとひねりあったほうが楽しめますし、脳を回転させるという動作がついてきますので、遊びや楽しみだけでなく、心身の機能訓練として効果的なのです。

かるたでひとひねり加えるとすれば「さかさかるた」と言って、かるたの取り札に書いてある動物や花、鳥などの絵を見て逆さから読んで答えるようにします。

たとえば、「いぬ」ならば「ぬい」、「さくら」なら「らくさ」「すずめ」なら「めずす」と声に出して答えます。

このゲームにはそれ専用のカードと読み札を作る必要があります。
「いぬ」ならば「犬」の絵をわかりやすく札に大きく描きます。そして「いぬ」もしくは「いぬがほえる、わんわん」などと短文でわかりやすい読み札を作ります。

そしてその読み札に従って高齢者の方に取り札をとってもらいます。
そして、取り札をとってもらった方には取り札の絵を見ながら「いぬ」ならば「ぬい」と声に出して言っておらいましょう。

そんなふうに続けて、最終的により多くの取り札を取った方が勝ちです。

頭を働かせながら、みんなでわいわい楽しむことができるそんなかるた遊びです。

色合わせ

「色合わせ」のルールは簡単ですが、少しだけ頭を使うゲームです。

これは脳トレでよくやる「文字の色」を答えるゲームに似ているところがあります。

まずハガキサイズの紙を16枚、赤青黄緑の色マジックを用意します。
それぞれの色のマジックで1枚ずつ「赤」「青」「緑」「黄」と書きます。ここでのポイントは赤いマジックで「みどり」と書くなど実際の色と「文字の色」がバラバラに書くようにしましょう。

4色、4文字のカードが16枚できたらゲームを始めます。
カードをテーブルの上に広げ、「[みどり]と書かれたカードを取ってください」と指示を出します。
そしたら文字の色は関係なく「みどり」と書かれたカードを取った方は正解です。
ほかの色も同じようにおこないます。

次に頭をひねる指示の出し方です。
「みどりという文字が書かれた赤いカード」を取ってくださいというような指示を出します。
その場合「赤い文字」で「みどり」と書かれたカードを取った方が正解となります。
こういった指示は少し頭が混乱しそうですが、これがよい脳のトレーニングになるので、慣れてくれば楽しめます。
ぜひおためしください。

高齢者の方が体を動かして行うレクリエーションの種類