漢字を使った高齢者向けの脳トレには、どんなものがあるか聞いてみました。

風に揺れる菜の花畑

脳トレの問題をつくっています。

漢字を組み合わせて熟語作る脳トレ問題(その1)

通常のドリルのように、ひらがなを漢字にする問題集や、書かれた漢字の対義語や類義語を記入する問題集があります。面白いものでは、バラバラになった漢字をまとめて一つにする問題もあります。他には漢字の一部分が欠けており、正しい漢字を復元する問題集などもあります。
ばらばらの漢字を組み合わせて合成し、1つの漢字を推測する脳トレがあります。簡単なものは木の文字が2つで林となり3文字で森になります。
あるいは心、ク、ヨを組み合わせると急という漢字ができあがり、達成感を味わえます。
石+皮=破、魚+土+土=鮭、口+玉=国、山+風=嵐、ナ+口=右、ナ+工=左、山+上+下=峠、木+木=林、木+木+木=森、田+月=胃、小+ノ=少、心+刃=忍、心+ヨ+ク=急
十+具=真、ウ+元=完、ウ+玉=宝、目+ノ+小=省、方+女=妨
ある部首を使った漢字を時間内にいくつ思い出せるかというゲームがあります。例えば「きへん」「さんずい」「くさかんむり」などは部首の意味から漢字を連想しやすく、漢字の数も多いので楽しんでできます。人によって時間を変えて、数の目標を決めてトレーニングするのも良いと思います。
同じ漢字を並べて1つは正しい漢字、もう1つは何かが足りない漢字を書いて漢字の間違い探しをする事がオススメです。間違いを探している間にも漢字をよくみるので覚えていきます!最初は簡単な漢字からしていき段々画数を増やすと面白いです!
デイサービスで働いていました。脳トレ、漢字…といえば、やはり体の部位を用いて表現されている、慣用句やことわざを言ってみよう!というものに人気がありました。ホワイトボードに人間の全身を書いて、まず目…目は口ほどに物を言うなどの慣用句を思い出してもらいます。
4文字熟語を1字または2字を空欄にして熟語を完成させる。難易度を工夫して実力に合わせて能力を発揮できるようにする。
東○南○ ○郎自大など。
答えの候補をいくつか用意して記号で選択させたり、記述式にして回答していただいたりする。
高齢者の方対象ですと特に難しいものは必要無く、「思考する」動作自体が入っていることが重要です。特にゲーム感覚で取り組めるものがよいでしょう。

① 漢字しりとり
 大根→根元→元気 のように漢字しりとりをしていく。とっつきやすく複数人でも可能です。
② 漢字クロスワード
 上記の派生として漢字のみでクロスワードを作ります。問題作成が大変なので、逆に問題作成をしてもらうと考える力になります。
③ 限定漢字
 例えば「木への漢字」「色の漢字」などテーマを設定し、できるだけあげてもらいます。
④ 分解パズル
 「王」と「求」のように部分に区切ったカードなどを用意し、合わせて漢字を作る。
  答えは「球」
⑤ 中心漢字
  熟語に共通する一字の漢字を考える。
  広→□→会  答え 大 広大、大会、大雨
    ↓
    雨
⑥ 四字熟語
 一文字ずつにバラした漢字で四字熟語を作る。(実際は四字熟語でなく熟語であればよい)

他にもいろいろありますが、基本的なものはこのようなものでしょうか。

高齢者でも出来るだけでなく
楽しんで出来る物を提案したつもりです。
公文の漢字ドリルは、最近高齢者用のデイサービスや特別老人養護施設などのレクリエーションとして幅広く利用されるようになっていると聞いています。簡単な漢字の組み合わせで熟語を作り、漢字ゲームなどのシンプルな内容を繰り返す事で脳機能の活性化を図ることができるそうです。
どこかで見たことがあるような、そんな漢字の読みを書いてもらうというものがあります。
たとえば英国や伊太利亜のような『国の名前』、焼売や回鍋肉などの『中華料理』というふうにジャンル分けをして出題すると一貫性があってわかりやすいです。
私が実際に実習で行ったデイサービスでは四字熟語を一文字だけ隠して、その文字が何か当てるというクイズをやっておりました。
例えば「一石二鳥」という四字熟語であれば「一○二鳥」として、○にあてはまる漢字はなんでしょうというようにクイズを出してわかった人から答えるというゲームをやっていました。
高齢者のための漢字を使った脳のトレーニングには、学生時代のテストでやった事のある様な漢字の書き問題や、「単純」の反対は?といった対義語の問題、バラバラになっている単語を組み合わせて熟語を作るといったトレーニング方法があります。
1.書写
ペン字教室でやるような文字を単純に書き写す作業をします。

2.漢字クロスワードパズル
番号のついたタテマス、ヨコマスが有りその番号にはそれぞれヒントが書かれます。

3.漢字しりとり
大勢でも個人でも また書きででも読みでもできます。
例1.)漢字⇒字画⇒字数 例2.)漢字(じ)⇒時期(き)⇒黄色(ろ)

4.漢字パズル
色んな漢字を書いたカードを用意し熟語にしてもらいます。
例)㊧㊨

5.朗読
大勢でも個人でも音読でも黙読でもできますが脳トレ的には音読がふさわしいと思います。またただ単に読むだけでなく体を動かしながらの方がもっと脳が活性化されると思います。
登場人物ごとに分けても面白いと思います。
以上5点を提案いたします。

「マスウメ二字熟語しりとり」といって、漢字二文字の熟語を使ったしりとりです。たとえば「早春」でしたら次は2つ目の単語「春」が先頭に来る二文字熟語を考えます。答えは「春分」「春霞」などです。ひらがなのしりとりと違って意外とむずかしいので頭の体操になります。
基本的なものとしては、簡単な漢字を出題してその読みを当てるクイズや、漢字をいくつかの部位に分けて、それを組み合わせて正しい漢字を作るパズルゲームみたいなものなどです。それ以外だと、簡単な四文字熟語の内の1つを空欄にして、どの漢字が入るかを当てるクイズなどですね。
高齢者が行う脳トレとして推薦したいのは漢字検定のテキストです。若い世代であれば、テレビゲームやアプリを使った教材もあるのですが高齢者にとっては実際にペンや鉛筆を握って、テキストに書き込む方が頭を動かすにあたって重要ではないかと考えるからです。
漢字二字熟語しりとりがあります。名前の通り、しりとりの要領で漢字を使ってしりとりをしていきます。例えば最初だけ文字を「手○」から始まると決めておいて、手から始まる二字漢字を決めます。例題なら「手話」→「話題」→「題名」といったように続けていく脳トレです。
同じ「へん、つくり」の漢字を並べて、読み方を当てていくというゲーム感覚でのトレーニングが良いと思います。例えば、お寿司屋さんの湯呑にあるような「魚へん」の漢字を並べて読んでもらうとか、「貝」がついている感じはお金に関することが多いので、「貝」のつく漢字を並べて、ヒントは「お金に関する漢字」ということでクイズを解いていってもらうとかです。
三文字熟語パズル。
三文字熟語3つ分の漢字を1文字ずつ書いた9枚の札をシャッフルした状態で見せて、
三文字熟語を3つ作ってもらう作業はいかがでしょうか。