老人ホームを探すと決めたら-家族会議を開く②

木蓮の花

こんにちは。
鼻がつまって口呼吸なもんで、のどがやられてたところに数時間のカラオケ、その頃ちょっと多忙で弱ってたところにやってきたレディースデー、そこにきて花粉症の注射をぶっこんだところで熱を出した朝です。

あろうことか入居者さんの奥さんにいの一番に見抜かれました(花粉症で…で通しました。)
歳だろうか…

さて、前回、家族会議で5つのことを決めておくといいとお話ししました。
今回はそれらをひとつずつ見ていくことにします。

① ご本人について、誰がキーパーソンになるのか

キーパーソンとは、ご本人のことについて、施設やサービス事業者と連絡・相談をする人です。在宅であればケアマネージャーさんと連絡を取ったり、サービス利用中にご本人に何かあった時に真っ先に連絡が行き、話し合いの中心になる人です。子どもでいう保護者のようなものでしょうか。

施設に入居する場合、大体キーパーソンを1人決めてくださいと言われます。

高齢者の場合、子供がたくさんいたり、逆に親族がいなかったり、ご本人に何かあった時にどこに連絡したらいいのか分からないということがよくあります。

親族がたくさんいる場合等、色々な人にばらばらに情報が来てしまい、あとで問題になるよりも、あらかじめ決めておくのが家族にもサービス提供側にも良いと思います。

最初にみんなで話し合い、中心となる人を決めておいて細かいことはその人が決められるようにしておきましょう。

② 純粋にご本人だけにかけられるお金はいくらか

これも重要なことです。年金などの収入のうちご本人に毎月いくら使えるのか、初期投資(?)はどのくらいできるのか、親族から援助できるのは毎月いくらなのかを計算しておきます。

配偶者が健在の場合は配偶者の今後についても頭に入れて、無理のない金額を出します。

自宅で一緒に暮らす場合、夫婦の片方だけ施設に入ってもらう場合などケースバイケースですが、自宅がある場合その処分なども絡めて一度しっかり考えます。

③ 自宅で生活することは可能か。また、それを望むか。

病院から退院し、老健に入所したばかりの状態では、まだ家に帰れるのか分からない、と思う場合も多いでしょう。

しかし、それを見極めてから動いたのでは遅いのが現実です。

何せリミットは3ヶ月前後。自宅に帰る場合は1ヶ月ほど前からケアマネージャーさんを探すのでも間に合いますが、施設探しはそうはいきません。

なので、例えば「目を離して2時間一人にしておいても大丈夫な状態」であれば家に帰す。など、食事、お風呂、トイレ、目を離せる時間等を考えた上でできるだけ具体的にどのような状態であれば家に戻すのか、それはいつの時点で判断するのかをあらかじめ決めます。(遅くとも老健退所の1月前には決めたいところです。)

決めた上で施設探しも進めます。ご本人が回復して施設探しが無駄になったとしても、近い将来役に立つかもしれませんし、いざ帰れないとなった時に慌てて変な施設に入るよりマシです。

老健入所中は面会時にできるだけ細かく本人を見、話して、職員さんに様子を聞き、この状態で家に戻したらどのような生活になるかをできるだけ具体的にイメージします。

在宅で使えるサービスを大まかにでも調べてみるとイメージがしやすいです。

入所前にケアマネージャーさんがついていたのなら相談してみましょう。

ケアマネージャーさんがいなければ老健の支援相談員かケアマネージャーさんを捕まえて聞くと教えてくれます。

家族会議を開く③へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。