詐欺被害者を狙った詐欺~増加する高齢者の被害~

陽気な春の気持ち

詐欺の被害者の多くは高齢者であり、その中でも女性が詐欺に遭う確率が高いというデータが出ています。

更に、1度被害に遭った人が更にターゲットになることは少なくありません。

詐欺被害に遭った人をターゲットにする詐欺とはどのようなものなのか以下で紹介したいと思います。

① 手口について

その手口は、非常に巧妙なもので過去に高額商品を購入させられ人や、その他の詐欺に遭った人たちのリストを購入した詐欺グループによって行われます。
1つの詐欺グループが違う組織を名乗って行われる場合もありますが、そのリストが売買されていることも考えられます。

電話での被害や訪問での被害が目立っており、「最近、この辺で詐欺が流行っているとういことを聞いたのですが、大丈夫ですか?」等と声をかけてくるのが手口であり、その被害に遭った金額を取り返せるという話を持ちかけてきます。

未公開株があるという話や、債権の購入を勧め、購入させるということが目的です。
被害額だけでなく、一生遊んで暮らせるだけの大金が手に入るという話や、上場したら絶対に上がるというセールス文句で巧妙に勧誘します。
その後、現金を送金させお金を振り込ませますが、連絡がつかなくなるようなことが多発しています。

② 対策と類似の詐欺

株や債券、社債等に関する知識が乏しい高齢者に対して専門用語を羅列したようなセールストークで巧みに迫ってきます。

前に騙されたお金を取り返したいという詐欺被害者の心理を利用した詐欺であり、被害は増加傾向にあります。
詐欺の被害に遭った高齢者は、もう二度と同じような詐欺に引っ掛からないと思うのですが、失ったお金が大きいほどそれを取り返したいという気持ちも高まります。
被害に遭ったから、もう二度と同じことは繰り返さないだろうと、本人も家族も誰もがそう思いこんでいるのかもしれません。

しかしながら、詐欺は時代に伴った新たな詐欺が出回り、またそれも巧妙な手口になってきます。

高齢者は詐欺の被害に遭いやすいという統計がありますが、それは、判断力の低下や認知能力の低下も考えられますが、情報弱者であるということも1つの原因です。
古くからの知識は豊富でも、新しい情報を手に入れるということに欠けてしまいそのような詐欺を詐欺と判断することができないのも被害に遭う原因になってしまいます。
家族や周囲の人で詐欺に特化した情報だけではなく、様々な情報提供を行うことも大切です。

株や債券の詐欺は、これから益々広まることが予想されています。

その理由には、東京オリンピックの開催による、土地開拓の話や未公開株の話は厳重な注意が必要です。
株や債券で「必ず」儲かるという話はありません。

リスクが生じる可能性は少なからずあります。

儲け話は絶対に裏があるということを理解してもらうと同時に家族での見守りを行うことが大切です。

また、家族でコミュニケーションを図る機会を積極的に行うことで日頃の出来事や困ったこと等については話し合えるような環境づくりは、高齢者の生活の質を高めるだけでなく、このような詐欺の早期発見や対策にも繋がるのではないかと思います。