高齢者介護の現状

赤と黄色のチューリップ

高齢者の介護の問題は、現代では大きな問題となっています。
介護施設は、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどがあります。
こうした施設の中で家族の方の一番の不安材料が医療と介護が別だということです。
入居している人が、急に体調に何らかの変化があった場合、その対処方法が介護師では対応しきれないという場合もあります。
その介護師も医師の指示がなければ対応が難しいといったことで混乱が生じます。
結果的に、救急車を呼ぶ事態になってしまうのです。
こうしたことを考えると、介護と医療、この二つの連携体制を更に強化していかなければいけないと考えます。
高齢者介護の為に、実際自宅で介護をしている人、家族にとってもまた深刻な問題が起こっています。
これは介護疲れというものです。
自分の生活が世話のためにうまくいかなくなってしまい、それがストレスになります。
体力も当然のことながら奪われていくものですし、同時に精神面でも極限を向かえてしまうこともあるのです。
これではどちらが健康な人なのかわからなくなってしまいます。

このような事態を避けるためには、負荷になっているものをどうにか分散させていかなければいけません。
ホームヘルパーや訪問介護、またはデイサービスなどがあり、こうしたサービスを利用することで当人同士の負担を和らげることができます。
しかしこうしたサービスも、まだまだ数は足りていないのです。
これは増やすだけの財源が足りていないということになります。
サービスを増やすには・・やはりお金が必要になってくるのです。

他国の福祉先進国では、消費税が25パーセントとかなり高いですが、代わりに老後は不安なく生活していけるシステムになっています。
果たして日本人が老後の為に貯金をしていくのか、それとも貯金はしなくても、国に老後の保証を求めていくのかという問題になると考えます。
また高齢者の人口は年々増加していますが、介護をする立場の人間が少ないのです。
そして世の中の親子関係の感覚もおかしくなりつつあるのです。

介護師の方がよくおっしゃるのは、預ける側が無責任だということです。
もちろん、自宅で看ている人も多くいますが事情があり施設へと預ける人たちにも、もう少し協力してほしいと言うのです。
預けっぱなしの上、要望だけは事細かく伝えてくる・・これでは、介護をしているほうもやりきれないのです。
自分の親を他人に任せるとうことは、本来非常に気が引けるものだと考えます。
しかしどこかで邪魔者という意識をもってしまっているのです。
誰もがみな高齢者になっていきます。
こんな世の中で子供を育てられない、金銭的に難しいなど少子化は進む一方ですが、先々のことを考えるのならば子供を産める環境を国がしっかりと行い、福祉にも力を入れていかなければ、日本はどうにもならくなってしまいます。