高齢者を狙った代金引換による詐欺

緑とお花

高齢者を狙った詐欺は単身世帯だけでなく、同居の家族が居られても被害に遭う方も居
られます、高齢者自身だけではなく、家族で団結し詐欺に遭わないように対策を日頃から
行うことが大切です。
何気なく生活していたら思いもよらない詐欺に遭ってしまったなんてことがないように努めましょう。詐欺に遭ったら、失うものはお金だけではありません。

詐欺に遭ってしまった自分を責めることもあるでしょうし、気力を失い活気を失うことだってあります。高齢者が元気に過ごすためには、健康なメンタルも維持しなければなりません。

代金引換詐欺も、ご家庭で対策することが必要です。この手口と対策について解説したいと思います。

① 代金引換詐欺の手口

代金引換とは、インターネットやカタログなどで頼んだ商品を宅配業者に委託してお金を支払う方法です。

最近では、インターネット通販や、オークション等で一般的に活用されています。
代金引換詐欺の手口は、多くの場合「注文戴いた商品を発送しました」等という電話が掛ってきます。自分で頼んでいなくても、家族の誰かが頼んだのかと思い承諾すると、数千円~数万円の物が送られてきます。

一時期、多かった物は、「蟹の詰め合わせ」「サプリメント」「健康食品」等であり、これらの商品に限定されず、様々なものがその対象に使われています。

商品を受け取り、お金を支払うと連絡が通じないような措置が取られることも少なくなく受け取らないことが大切です。

② 受け取り拒否をすると

商品に心あたりがなく、拒否すると電話での脅しを行われるケースも少なくないようで、「裁判にかける」「警察を呼ぶ」「家族の職場に連絡する」等という脅しにより、渋々購入してしまうことも少なくありません。

また、「バカたれ」「死ね」等の暴言を吐かれたケースもあります。被害の大半が、判断能力の低下した高齢者であり、非常に悪質な詐欺方法です。

③ 代金引換詐欺の対策

様々なケースがありますが、この代金引換詐欺は定期的に送られてくる場合もあり、1度受け取ってしまうと継続的に購入させられることも少なくありません。

そのため、最初から受け取らないことが大切です。

受け取らなかったが為に脅しの電話が掛ってくるということもありますが、市町村の消費者センターなどに相談することをお薦めします。

また、もし受け取ってもクーリングオフ制度を利用し、返却し返金してもらうという措置を取ることができます。

消費者センターにてクーリングオフの書面作成のアドバイスを受けるとともに、被害に遭った旨を報告し、繰り返しこのようなことがないように努めなければなりません。

また、代金引換は宅配業者から商品の依頼業者を特定することが可能であることから、最近では、突然商品が送られてきて、中には現金書留の封筒やレターパックが織り込まれていることもあります。

その場合も同様に、注文した商品でないのでお金を支払う義務はありません。業者が勝手に送りつけてきたものなので、業者の責任で回収してもらうことができます。

例えば、代金着払いで返送や、引き取りに来てもらう等、一定期間保管して応じないのであれば処分してもかまいません。

最後になりますが、同居のご家族がいる場合は、「誰かが頼んだのかもしれない」と思いついつい受け取ってしまいがちです。

その為、商品購入の際はご自分で受け取れる時間を指定するか、言伝する等、ご家族で工夫することが大切です。