高齢者を狙った還付金詐欺

シャクヤクの花

近年、高齢者を狙った詐欺が多発している中、最近では還付金詐欺で多額のお金を騙し取る詐欺が出ています。

高齢者がターゲットになってしまう詐欺は様々なケースがあるのですが、1つ落ち着くとまた新たな方法で高齢者が騙されてしまうということを繰り返しているのが現状です。

還付金詐欺も、オレオレ詐欺が減少傾向にあった頃から増えてきた詐欺であり、現在でも被害に遭っている方は少なくありません。

このような還付金詐欺の手口と対策方法を学び騙されないような知識を備えることが大切です。

これらの手口や対策について以下で紹介していきたいと思います。

① 還付金詐欺の手口

多くの場合、突然、社会保険庁や市役所の職員だと偽った人からの電話があります。
社会保険庁や市の職員だと言うと、公の機関なので多くの方の信用があり、高齢者も、安心して電話に応じることでしょう。

詐欺の手口の具体例を紹介します。

(例)

●「医療保険の還付金が振り込まれます」

「年金の支給方法が変わったので手続きをお願いします」という内容の電話がかかってきます。

●「以前、郵送にて通知している期限が本日までなのでご案内致しました」等と、急ぎの手続きのように焦らせるのも特徴です。

●「今から、手続きを行うので、銀行のカードを持って最寄りのATMに向かって下さい」というような指示があります。

●銀行は込み合うことを理由にしてコンビニや無人のATMを指示されることもあります。

●ATMに着いたら、携帯電話にて指示があり、振り込みボタンを押してください。

今から言う数字を入力してください等と、口座番号を入力させ、金額を入力させる等を巧妙に指示してきます。

② 高齢者がこの手の詐欺に騙される理由

ATMの「振り込み」機能を使ったことのない高齢者は、疑うことなく現金が自分の口座に振り込まれるものだと認識してしまいます。
しかし、実際はご自分の口座から他人の口座にお金を振り込んでいることが事実です。
振り込みが終わり、記帳を行った時に、口座にあったお金が減っていることに気付き、被害を届け出る高齢者も少なくありませんが、その場で、記帳をせずに帰った方は、お金が必要になった時に気付く方や、最悪なケースでは詐欺に遭ったことに気付いていない方もおられます。

高齢者がこのような詐欺の被害者になるのは、ATMという機能を十分理解していなということと、年金や医療費の還付という身近な言葉に疑いを持てなかったという点です。

また、市の職員からの電話ということで、信用している機関なので疑うことをしなかったという点で騙されてしまいます。

③ 還付金詐欺に遭わない為の対策

還付金詐欺に遭わない為には、還付金詐欺というものがあるということを知っておく必要があります。

年金受給の対象の親御さんが居られる方は、特にその知識を共有することが大切です。

また、このような電話が掛って来た時には、一度電話を切って電話帳を利用し、市役所や社会保険庁に問い合わせることも必要かもしれません。

しかし、ATMを使って自分で手続きをしてお金が振り込まれるということは、あり得ないことだということを理解してもらうのが一番大切です。