高齢者を狙ったオレオレ詐欺の手口と対策

赤いアネモネ

近年、オレオレ詐欺というと、誰もが知っている詐欺のように思えますが、それでも被害者がなくならないのが現状です。

それは、手口が巧妙化しており詐欺であることを見破りにくいという点で多くの方が被害に遭っています。

オレオレ詐欺の手口を知っていますか?

① オレオレ詐欺の手口

電話口から「ばあちゃん(じぃちゃん)、オレオレ」

名前を名乗らず、(俺、私、僕)と言います。

「○○(名前)かい?」

そこで、高齢者は誰だかわからないので、息子や娘、孫の名前を尋ねます。

名前を言ってしまうと、相手はその人物になりきり、お金に困っているということを相談してきます。

その内容も多様であり、「交通事故の加害者になってしまった」、「会社のお金も借りて返せなくなってしまった」、「自分が病気になってしまって手術を受けないといけない」等、これ以外にも様々な事例があります。

② お金の要求と支払い方法

金額は、数十万~数百万とばらつきがありますが、ATMからすぐ引き出せる金額や手元にある金額を尋ねられることもあります。

(人に接触する機会を与えない、考える時間を与えない、急がせる)

従来までは、「振り込め詐欺」と言われており、金融機関からの振り込みが一般的でありましたが、現在は対策も強化されていることから、この方法は減少傾向にあります。

しかし、増加傾向にあるのは、宅配便やレターパックによる発送する方法です。

若しくは、「代理人」という形で待ち合わせ場所にお金を貰いにくるという方法もあります。

以前までは「振り込め詐欺」=「オレオレ詐欺」だと言われていたのですが、現在は「振り込まない詐欺」と呼ばれるほどオレオレ詐欺の手口は巧妙なものになっています。

③ 対策方法

詐欺に遭いやすいのは、1人暮らしの高齢者だと思われがちですが、それも限定されていないということが事実です。

同居している家族が居てもこのような詐欺の被害に遭っている方もおられます。

では、騙されないようにするにはどうすれば良いか、いくつかの方法を紹介したいと思います。

電話が鳴って、相手がわからない時は、自分から家族の名前を言わないということが一番大切なことです。

しかし、何気ない日常生活の中で突発的に起こる出来事なので多くの方が動揺してしまい、日頃わかっていても事が起こると頭が真っ白になり、自分で何を話したのかもわからなくなることも少なくありません。

日頃から、家族で約束事を決めることが大切です。お金の問題が生じたら、電話では話さないということや、もしそのような電話がかかってきたら、携帯電話や職場への連絡を行うこと等、本人に確認を取れる体制を整えることが大切です。

まずは、ご家庭で電話の側にオレオレ詐欺のマニュアルを貼ることや、家族と職場の連絡先等、日頃連絡が取れる番号を見やすい場所に置いておくことも対策としては有効です。

また、留守番電話にて相手が確認できない場合には電話を取らない、ナンバーディスプレイ等を利用するのも良いと思います。

「自分は大丈夫」、「自分の両親は大丈夫」等と過信せず、もしもの時に対応できるように日頃から意識を高めることが大切です。