高齢者の便秘解消法~運動編

赤い花と噴水

高齢者の便秘の理由は、腹筋や腸など内臓筋の低下が1番の原因です。
こうして便秘が高じると、腸内に有害ガスが溜まり、血行不良になり、免疫力が落ちるなど、心身に出る悪影響は、高齢者の場合、数えきれないほど起きてくるのです。

したがって1番有効なのは予防することです。
ちょっとした生活習慣に気を付けたり、運動をするだけで、体の機能低下は防げますし、ひいては便秘防止にもなり、生活の質を落とさず老後の生活が出来るのです。

今回は運動の仕方を紹介しましょう。
その前に、高齢者の場合、気に留めておかなくてはいけないことは「絶対に無理をしないこと」です。緩く継続、ダメだったら、また1からやればいいやという程度の気持ちで望みましょう。
他人との比較も厳禁です。

1 腹筋

いきなりハードルが高いようですが、腹式呼吸をしてみてください。息を吸ったときにおなかを膨らせ、はいた時に凹ませます。
寝た状態でも座った状態でも出来ますので、横になっていることが多いタイプの高齢者の人にも実践できます。
おなかの上に手を置いて、膨らむ、しぼむを意識するとやりやすいですよ。

次に横になった状態で膝を抱えます。腰を傷めず適度に腹筋を使える方法です。
高齢者の場合、いわゆる頭に手を置く腹筋などをいきなり行うと、体の他の箇所を傷める可能性が大きいです。
ゆるやかに、軽く負担をかけるのがコツです。

2 体幹を鍛える

これも寝ながら行えます。横になった状態で、体を上半身と下半身を逆にねじります。
立った状態で体をひねるのもいいですね。腸に刺激を与えることが出来ます。
また姿勢を良くすることも、かなり体幹づくりや腹筋強化には効果があります。

3 おなかマッサージ

運動ではありませんが、おなかに「の」の字を書くように時計回りにマッサージしてみましょう。
あまり強くすると、内臓を傷める可能性もありますので、柔らかくしてください。
化粧用クリームなどを使うと、美容にもよく気分的に若返ることができて、一石二鳥です。
お風呂でするのもいいですね。

4 ウォーキング

ウォーキングは、ゆっくりした全身運動なので、便秘だけでなく高齢者の運動全般にお勧めです。
全身の血行が良くなるため、腸にいいのはもちろんですが、体重を増やさない=おなかに贅肉がつかないという効果があります。

以上、代表的なものを紹介しましたが、好きな運動や日常で体を動かすことを少し意識してやる、という程度で良いです。
「便秘になってはいけない」と思いすぎると、ストレスが溜まり逆効果になってしまいます。
身体を動かすことは、単純に気持ちのよいもの、生活のレベルに合わせて、「ちょい足し」感覚でやってみてください。