老人ホームを探すと決めたら-要介護を見直す

クリームデライト(薔薇)

こんにちは。朝です。
今回から、本命のホームを探す為の準備にとりかかります。

老人ホームを探すと心を決めたら、いよいよ具体的に行動を起こしていきます。
まずは現状を整理していきましょう。
心構えの段階でも言いましたが、じっくりとホームを探すには時間がかかります。
そのためには前提を整えて、ホーム探しのための時間を作り出さなければなりません。
まずご本人は今、要支援又は要介護の認定を受けているでしょうか。

65歳を過ぎて介護が必要な状態になれば(特別に65歳未満でも大丈夫な場合もあります。)要介護認定を受けて介護保険のサービスを使うことができます。
また、多くの老人ホームはこの認定を受けていることを入居の用件としています。
介護保険のサービスを使うには、介護保険被保険者証(被保険者証の交付を受けていない場合は医療保険の被保険者証)を市町村に提出して要介護認定を受け、介護度を載せた新しい保険証をもらわなければならなりません。
現在既に認定を受けているのであれば、今の介護度は現状の状態に適合したものでしょうか。

要介護度の認定基準は細かく書くと分かりにくいので、大体の目安をお話しします。
検索したらたまたま出てきた、板橋区のホームページによると、『要介護(支援)認定の状態像(資料:東京都)』は、以下のようになっています。

非該当(自立) 歩行や起き上がりなどの日常生活上の基本的動作を、自分で行うことが可能であり、かつ薬の内服、電話の利用などの手段的日常生活動作を行う能力もある状態

要支援1 日常生活上の基本動作については、ほぼ自分で行うことが可能であるが、日常生活動作の介助や現在の状態の防止により、要介護状態となることの予防に資するよう手段的日常生活動作について、何らかの支援を要する状態

要支援2 要支援1の状態から、手段的日常生活動作を行う能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要となる状態

要介護1 要支援2の状態から、手段的日常生活動作を行う能力が一部低下し、部分的な介護が必要となる状態

要介護2 要介護1の状態に加え、日常生活動作についても部分的な介護が必要となる状態

要介護3 要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要となる状態  

要介護4 要介護3の状態に加え、さらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態

要介護5 要介護4の状態よりさらに動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態

ちょっと分かりにくいような気がしますね。インターネットでたまたま見つけた、個人的に分かりやすいと思ったけど出所が不明の基準も載せておきます。(静岡市のホームページからリンクしてました。)
http://www.city.shizuoka.jp/000055497.pdf より。

要介護度別の状態区分

下表に示した状態は平均的な状態です。したがって、実際に認定を受けた人の状態がこの表に示した状態と一致しないことがあります。(中略)

要支援1

① 居室の掃除や身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
②立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある。
③排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

要支援2

① 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
② ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
③ 歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
④ 排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

要介護1

⑤ ①~④は、要支援2に同じ。※
④ 問題行動や理解力低下がみられることがある。

要介護2

① 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
② 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
③ 歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
④ 排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
⑤ 問題行動や理解低下がみられることがある。

要介護3

① 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が自分ひとりでできない。
② 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない。
③ 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分でできないことがある。
④ 排泄が自分ひとりでできない。
⑤ いくつかの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

要介護4

① 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
② 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
③ 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない。
④ 排泄がほとんどできない。
⑤ 多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

要介護5

① 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
② 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
③ 歩行や両足での立位保持などの移動の動作がほとんどできない。
④ 排泄や食事がほとんどできない。
⑤ 多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

※ 要支援(予防給付対象者)と要介護(介護給付対象者)はどう違いますか。
要支援となるのは、サービスの利用によって心身の状態が改善する可能性が高いと判断される人です。
具体的には、不活発な生活によって筋力低下や低栄養などに陥っている人(廃用症候群)等が考えられます。ただし、上記なような人でも認知症が進行していたり、疾病が外傷で心身の状態が不安定な人は要介護となります。

市役所いったらへ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。