介護職がステップアップするための資格と種類のまとめ。

一面のひまわり畑

介護の資格と種類

介護には様々な資格があります。資格社会となっている一面もあるのです。資格はあればあるほどステップアップします。それは現場で経験を積んでもいいですし、学校に入って資格を取るのもいいです。どんな手段でとっても資格は資格です。それでは介護において資格というのはどのくらいあるのでしょうか。実際、国は介護についての法改正を次々と行っており、試行錯誤をして、現場は混乱している状況です。そうした中でも古い資格というのは、無効にはならないので、取っておくことに確かな意味があります。

1 介護職員初任者研修

これは前ホームヘルパー2級にあたる資格であり、介護の仕事をするには、避けては通れない道です。この資格を持っていると、大体の介護施設では未経験で雇ってくれます。逆にこの介護職員初任者研修を持っていないで介護の世界に入ろうとすると、それなりに問題があって人手不足が深刻な施設でない限り、入りにくいようになっています。
この資格は14日の研修を得て、取得することができます。ホームヘルパーよりも取得が難しいものとなっており、最終日には筆記試験があります。ただ、筆記試験は落とすための試験というよりもよく読めば文章がおかしいものがあり、文の違和感を見つければ簡単に合格できるようになっています。なので、大変なのは研修です。講習と実技があり、実技は数日程度です。
介護の基本となる資格ですので、介護に入る人におすすめできる資格です。

2 実務者研修

これは前ホームヘルパー1級に該当する資格です。これを持っていれば介護福祉士の実技試験は免除されます。また、これを持っていないと介護福祉士の資格を受けられないように法改正が進んでいますので、介護福祉士を受ける際には必要不可欠なものとなっております。介護職員初任者研修を受けると、学科が免除されるのですが、レポートの数が少し減るくらいのものですので、本格的に介護の世界に入りたいという人は介護職員初任者研修を飛ばして、実務者研修をまず受けてみることをおすすめします。

3 社会福祉士

これはいわゆるソーシャルワーカーと呼ばれ、福祉に関する相談員をやるために必要な資格です。福祉を必要としている人は、自分がどんな待遇になってしまうのか心配になるものです。そうした心配を解消してあげる立派なお仕事です。介護に関わる利用者様の援助や助言などをすることを目的としています。この社会福祉士になるためには、4年生の大学を卒業するのが一般的です。現在では通信大学などでも受けられるので、費用の安いそちらの方をおすすめします。

4 介護福祉士

これは介護においてはまず目標とする資格です。実務経験3年と一定の時間働くと、受験資格が手に入ります。ただ、法改正によりもっと厳しくなる動きもあります。この介護福祉士を持っていると、資格手当が段違いに上がります。介護職員として、ワンランク上の職員として見られます。業務内容としては、ほぼ介護職員のものと変わりません。しかし、介護士としてはまず目標とすべき国家資格となっています。

5 ケアマネジャー

これは利用者様のケアプランを考える職業である、それを行うための資格です。実務経験5年が必要になっており、実践的に働いて取れる国家資格としては最高ランクに位置するものです。介護の現場からは離れますが、利用者様の今後の指標を決めるにあたって、非常に責任のある仕事となっています。当然、介護職員よりも給料が高いです。5万円から10万円程度高いところもあります。

介護の現場で求められるケアマネージャーの仕事

6 精神保健福祉士

これは主に精神に疾患を持っている人の社会復帰を手助けするための資格です。通常は4年生の福祉系大学を卒業して手に入れるのが一般的なルートです。精神疾患を持っている人の家族は精神疾患のリスクが高まるというデータが出ており、精神疾患者と関わる仕事ということで、精神疾患のリスクが高まる仕事であるとも言えます。しっかり考えた上で、資格を取得することが大事です。

7 手話通訳士

これは文字通り手話を通訳する資格です。3年の実務経験を積んだ後、試験を受けることによって、資格を取得することができます。聴覚障碍者などの手助けをできる大事な資格です。

8 義肢装具士

これは、足を失ったり、足に不具合が起こったりした方に、義肢を作ることができる国家資格です。通常は高卒で3年、大卒で2年の養成所での教育を受けて資格を取得します。

9 生きがい情報士

ご高齢になると生きがいというものが大切になってきます。ただ、寝てテレビを見てそれだけで生活をしていくというのは、最期を迎えるにあたって、あまりにも悲しいものがあります。そのため、利用者様に生きがいをもたらすような情報を提供することができる民間資格となっています。生きがいがないというのは何処の施設でも問題として抱えているのが現状ですので、こうした資格を取ることは、非常に利用者様の生活を支える上で重要なものとなってきます。

10 福祉レクリエーションワーカー

レクリエーションというのは、何処の施設でも、不足しがちです。デイサービスのようなレクを中心とした施設ならまだしも、グループホームなど生活を基盤とした施設ですと、どうしてもレクを行う回数というのも限られています。それはどれがどうレクにつながるのかわからないからです。利用者様の生活をいきいきとしたものに変えるために、レクのプロになっておく必要があります。そのためには、福祉レクリエーションワーカーという資格が、知識として役立ってくるものとなっているのです。

11 福祉用具専門相談員

福祉用具というのは、数多くあり、どれをどう使いこなせればいいのかということは現場でもわかっていないということがあります。福祉用具と言っても色々とあり、経営者から『これを買ったから使って』と言われても、どう対処すればいいのかわからないということも起きかねません。そこで活躍するのが、福祉用具専門相談員の資格です。福祉用具についてのプロェッショナルとしての資格の知識が現場で役に立つことは間違いなしです。少なくとも、仕事ができる人だと思われるはずです。

12 音楽療法士

これはまだ認知されていない民間資格ということで、合格したからといって、それで食っていけるというわけではありません。ただし、介護の現場では、食事中に音楽を鳴らしたりして、音楽療法を取り入れているところが多くあります。そうした現場では、その能力が重宝されることでしょう。

13 臨床心理士

これは心理に関する民間資格です。カウンセラーと同じような資格のため、混同されることも多いです。実際にどちらも民間資格であり、資格としての魅力は薄いのですが、臨床心理士は大学を出なければ取れない資格ということで、カウンセラーよりも魅力が高いものとなっています。現在では、いじめなどの問題に立ち向かうスクールカウンセラーとして活躍できる他、様々なカウンセリングを行う機関から注目されている資格です。介護の現場においても利用者様の話を聞くことが多いので、役に立つ資格となっております。

介護の現場には様々な資格があります。そうした資格を取っていくことは介護全体のレベルを上げるために必要なことであり、超高齢化社会となる日本がこれから発展していくために必要なものであることは間違いありません。是非、資格の取得をしてみてください。

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