介護保険利用で大切なケアプラン

すだれと赤い花

高齢者自身、もしくはその家族が介護保険を利用する際には、「ケアプラン」を立てることが大切になります。

介護保険の手続きを終えたとしてもすぐにサービスが受けられるわけではなく、どのようなサービスを利用するかという計画を立てる必要があり、この計画のことをケアプランといいます。このケアプランを立てることはかなり難しく、専門家であるケアマネジャーの力を借りる必要があります。

ケアマネジャーに頼ることなく自分の力でケアプランを立てることもできますが、あまりお勧めできません。

ケアマネジャーはサービスの種類や内容、利用料、要介護者の状態から判断して、どのような利用が適切であるかなど気軽に相談に乗ってくれます。

ケアマネジャーとの関わりは、介護保険の認定手続きが終わった段階から始まります。

要介護認定通知と共に送られてくる居宅介護支援事業所リストから、自宅に近いところから連絡を取っていくといいでしょう。距離が近い方が緊急の際にも便利となります。

高齢者の要介護度が認定され、具体的なサービス利用を考える段階でケアマネジャーのサポートを受けることになります。

そしてケアマネジャーが1週間の介護サービス利用の流れを計画し、希望したサービスを提供してくれる事業者の選定がなされ、サービスを利用する人が納得した段階でやっとサービスを提供する事業者と契約がなされることになります。

ただしケアプランの作成はなかなかスムーズに進まないものです。

ケアマネジャーとの相性が悪く利用者の希望がなかなか反映されないという場合もあります。

何かわからないことや疑問に感じていることがあれば、遠慮せず相談してみるようにしましょう。

この時点で丁寧に質問に答えてくれないケアマネジャーは信頼できません。

一方で利用者の側が何も打ち明けないと問題の解決はなされないままです。

起こったことについてよく話し合って、遠慮なく様々なことを伝えることによって意思が通じ合い、問題解決に結び付けられることもあります。

互いにコミュニケーションを密にすることが介護保険を利用するために欠かせないことです。

どうしても相性が合わないというのであれば、事業所の責任者に改善を求め、変更を依頼することもできます。

ケアプランは何度も見直しすることができます。実際に使用してみて、それぞれの介護サービスの良し悪しを判断し、ケアマネジャーに声をかけて、改善することを申し出ていくことで、ケアプランを充実させていくといいでしょう。